コラム

【ヤバイTシャツ屋さん】私がヤバTを好きな理由【サークルバンドに光を】

出会いは友達の紹介、車で何気なく。

なんとなく頭に残ってて、もう一度コンタクトを取ってしまったのが事の始まりだった。

生活時間帯はずっと頭から離れなくて、スケジュールが合えば飛行機に乗ってですら追いかける。

インスタのストーリーでほぼ毎日アップしてしまう。

そんな経緯でうっかりハマってしまったバンド、ヤバT(=ヤバイTシャツ屋さん)について、語らせてください。

「ヤバT」を好きになってしまった理由

改めて、なぜ私がこんなにも「ヤバT」を好きになってしまったのか
理由は主に以下の3つ。

  • どの曲もキャッチーでわかりやすい。頭にのこる。
  • 本気出してふざけている。
  • 音楽(曲・歌詞・MV)だけでなく、SNSや公式HPの文章なども含めたアウトプットが全て共通しておもしろい。

あともう一つ加えるとしたならば、

  • ボーカル・こやまさんの見た目(笑)

けどたぶん、ただふざけてるだけじゃここまで好きになることはなかった。少なくとも、寝ようとしていた今日この瞬間にブログを書こう!というところまではいかなかった。

では、なぜ私が子供の寝かしつけをサボってまでこんなブログを書いているのか。それは、ヤバT唯一ともいえるおふざけ無しのエモ曲に出会ってしまったからだ。

「サークルバンドに光を」

その曲の名は、「サークルバンドに光を」

料理をしながら何気なく聴いてたら、メロディーラインそのもののエモさもあるけど、歌詞がすごく自分に刺さった。

何が誰が正しいとか 分からへんけど
悔しい思いは 忘れへんにしような
サークルバンドに光を
―作詞作曲 こやまたくや(ヤバイTシャツ屋さん) 

普段は男性と女性のツインボーカルの彼らだが、この曲はハモリも含めてありぼぼちゃん(女)なしの曲。それだけ、サークルバンド発祥で元祖ヤバTのこやまさんの気持ちをありのままに本気で歌ってるんやろうなぁと。

ステージ上では 大学生のテンションで 行けるところまで
忘れたらあかん気持ちを忘れずに
大事にしまって 行けるとこまで 
―作詞作曲 こやまたくや(ヤバイTシャツ屋さん)

私は自分でバンドをする程でもないけど、中高生のときから音楽が好きな方だった。
いろんなアーティストにハマっては、CDを借りたり、大声ではあまり言えない方法でなんとかmp3を入手して、その人の生い立ち等についてもできる限り全貌を把握するのが好きだった。
(今と違ってアーティストがSNSやったり、ブログ書いたりすることは珍しかったから、2ちゃんとかもよく見てたな…)

大学入って東京に来てからは、自分の人生も忙しいし、色んな娯楽がある中で、音楽を聴いてはいたもののルーツにまで遡ることはほとんどなかった。

しかし、なぜかつい最近知ったヤバTは、中高生の時と同じハマり方をしている。
(とりあえず全曲聴いて、ライブ遠征して、Twitterも全フォロー、WEBに落ちてるインタビュー記事も片っ端から読む)

そして知れば知るほど、応援したくなる。本気でふざけてるところ、disってる風の曲でも結局誰もdisってないところ、Twitterとかインスタもめっちゃおもろいところ。そして、極めつけの彼らの本気。

難しい事は分からんし 分からんままのがおもろいし
楽しいことばっかりやのに 平凡に悩んでる
それでいい 今はそれでいい
―作詞作曲 こやまたくや(ヤバイTシャツ屋さん

普段ふざけてばかりの人が、こんな本気を見せてきたら。しかも、自分にもかなり刺さる内容で。この曲はまさに、万年中二病患者の処方箋。ありがとう、ヤバT!

万年中二病患者の行く末にも、光を

誰にでも使える言葉を使って、誰にも言語化し得ない気持ちを言語化する。そんな人になれたらなぁ〜。昔の気持ちも忘れず、全力でふざけながら。キャッチーに。

自分のこと、八方美人だな〜ってめっちゃ思うけど。最近気づいたのは、八方美人って、つまり音楽的で言えばキャッチーってことと同義だ、と。ポップでキャッチーでコモディティって!音楽やったらめっちゃ売れるからね、ビジネス的に最強。 

ヤバTに出会えて本当に良かった。こんな風に人の心を動かすことができたなら。それはノーベル賞より価値があるかもしれない。

なんか勢いでめっちゃ暑苦しい記事書いてしまった。けどそれだけ心が動いたということ。そして心動いたことをすぐ言語化して残しておけること。これからも、万年中2病でいつづけよう。

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