広報/PR

広報歴1年程度の初心者に役立った本・映画などまとめ

はじめに、このブログは広報マーケティングアドベントカレンダー2017に参加しています。

簡単に自己紹介を。現在はフリーランス広報の平 理沙子です。広報歴は2年半ほど。ずっと営業畑でしたが、前職「DMM.com」に入社して初めて広報という職に就きました。
※このブログは広報歴1年半ほどの時に書いた記事のリライト記事です

ちょうどDMMの入社時、未経験で広報に就き、藁にもすがる想いだった時に「アドベントカレンダーを見つけて貪るように読んでいました。その恩返しが1ミクロンでもできればということで、今年は書き手に回ってみます。

広報はじめたて〜1年程度の方に読んでほしい!

内容的には広報歴1年未満くらいの方向けかと思います。 一人広報をしていたり、前任の広報がいない場合に手っ取り早く役に立つのはやはり本かなと思うので(少なくとも自分は)、自分的に役に立ったと思う本をまとめてみます。

1年くらい経つと、ただ本で情報収集するよりも本で学んだことをアウトプットすべくメディアさん等に会いにいき、実際にはどういう情報が求められているのか体感することに比重を置くのが大事かなぁ・・・とぼんやり考えたりしてます(自戒を込めて)

前置きが長くなってしまいました!本題に入ります。

広報初心者にオススメの本

「ひこにゃん」「佐世保バーガー」などの生みの親、殿村美樹さんによる本。 「PRを文化にまで高める」という章がある通り、広報/PRの具体的な仕掛け方からその目的までわかりやすくまとめられています

広報はじめたての方にももちろん役立つと思いますが、足元の数字とか成果ばかり追いかけてちょっと鬱々としてきた時に目的を思い出すために読むのもいいかも。具体例として地方創生絡みのPR事例が多く、この分野に興味がある自分としてはその点もプラスでした。

ITやベンチャー広報界隈では知らない人はいないであろう栗田さんによる本。 広報の定石だけでなく、「今」のPRの仕掛け方が豊富な具体例と共に勉強できます。「自社なら何ができるだろう?」と自然と考えさせられます。

こちらは、今年一番勉強になった本といっても過言ではない! 本筋的にはタイトルの通り「数値化」に関する本なのですが、ところどころに孫さんのPRの仕掛け方の話(iPhoneの発表時の例など)が出てきて参考になります。 孫さんって「とりあえず全般的にスゴい経営者」という漠然なイメージだけで細かく掘り下げられてなかったのですが、広報的手腕についても掘り下げていきたいと思いました。

「新聞に載りたい!」と言いながら、そもそも新聞をあまり読んでなかった私。 いざ媒体研究!と思って読み始めても、なんだか難しい〜→読むの辛い〜→パタリ。の悪循環に陥りかけてましたが、この本を読んで新聞記事の作られ方とか、基本的な用語を理解できて、新聞読むのが面白くなりました。 広報としてはもちろんですが、一社会人としての教養も身に付きます。(例えばGDPとか…よく聞くワードではありますが、実際その数字感とかわかってなかった)

小説・映画・ドラマなど

軽めの小説とかドラマ/映画でも「これ広報に使えそう〜!」となんとなく思ったものがいくつかあったのでご紹介します。 お時間ある時などぜひ。

2017年秋頃に封切られた映画です!もう終わっちゃったかな?今年観た映画の中でもベストヒット。 ロビー活動の映画なのですが、世の中の空気を変えて、目指すべき方向に世論を形成していくところとか、広報活動と同じだな〜と思った。 何より主人公が美人で仕事もできてかっこよすぎて…と同時に弱さもちゃんと描かれている所が個人的に面白かったです。< この映画面白かった!と知人に話したところ、「選挙の勝ち方教えます」と映画も同じくロビー活動の話で面白いと聞いたので、今度観ようと思ってます。

女性広報さんだと読んでる人も多いと思われる、「コスメティック」。 林真理子さんが大好きなので(「野心のすすめ」最高。「不機嫌な果実」「ワンス・ア・イヤー」も何回読み返したか…)、一気にさらっと読めました。 外資系化粧品会社のPR担当の話です。参考になるかは実際わからないけど(笑)、読むと仕事がんばろーってなる。 あー感想書いてたらもっかい読みたくなってきた。

「いまさらー!?」って感じですが、SATCもあえて挙げておく(笑) 大学生のときにシーズン3くらいまでは見ていましたが、Fire Stick TV買ったのを機に最近また見返してます。 その時はあまり意識してなかったけど、サマンサってPR会社の社長なんですよね。キャリーが本を出版するときに、サマンサがPRを担当していて、サマンサってちゃんと仕事もするんだって思った(笑)

あと、広報の話とはちょっとそれますが、ミランダがママになってから自分的に面白さが増した。日本だったら絶対炎上するでしょっていう発言とか行動がたくさん。 自分も結構自由に生きてるつもりだけど、まだまだ自分の勝手な思い込みで行動を縛って勝手にストレス感じてるなー。 と、最後ちょっと話それた…。

あとは、「ブリジット・ジョーンズの日記」とかもよく見返してみると主人公がテレビ局のプロデューサーだったり。使われてる音楽もいいよね。

まとめ

以上、軽めのコンテンツから実用的な書籍まで、自分的オススメをまとめてみました。

こうしてレビューすることで、自分の復習にもなる! ここに挙げた以外にも、佐藤ねじさんの『超ノート術』は企画のアイデア出しとかをする時に参考になったり、『週刊文春編集長の仕事術』もメディアさんの視点に立つのに役立ったり(ちょっと極端かもしれないけどw)

もし読んだよ〜って言う人がいらっしゃればぜひ感想教えてください!ランチ外出大好き芸人なので、お気軽にFacebookなどでお声がけ頂けますと喜びます^^ 1ミクロンでもどなたかのお役に立てると幸いです。それでは!

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